矯正施設(刑務所等)には福祉の支援を必要とする高齢者、障害者も入所しており、その方々が出所後、必要な支援(福祉サービス含め)を受けられず、その結果地域での生活が困難となり再び罪を犯すケースが多いということが国の調査により明らかになりました。
そこで、地域生活定着支援センターは、保護観察所と協働して、矯正施設に入所している高齢者や障害のある方で、自立した生活を営むことが困難な方々に対し、矯正施設を出所後すぐに自立した生活が営めるよう、福祉サービス等へ繋ぐ支援を行います。対象者が再び罪を犯すことなく地域で安心・安定して生活できるために、福祉・医療機関・行政機関等の各関係機関等と協働して支援を行うことを目的としています。
また、対象者の方々の「生きにくさ」をご理解いただけるよう、地域ネットワークの構築に努めます。